歴史の授業

境内にいたら、おじいさんが詳しい事を教えてくれるというので講義を受けることに。

清正は1611年、熊本城で亡くなった。しかしそのお墓が見つからなかった。
時は大正。それっぽいものが山形にあるという話を聞いた熊本の教育委員会が調査に来た。石碑が熊本のものと酷似し、清正がここに眠っていると判断し、是非発掘調査をしたいと申し出た。が、その寺は住民から信仰の深い寺で発掘に反対されたため発掘はできなかった。
戦後になって発掘の気運が高まり、昭和24年に発掘調査開始。そこから現れたのは蓋のない壷。しかし人骨っぽい粉があったほか、壷なは「正保四年十二月三日、清地院院居士敬白」との刻印があり、清正の墓であることが判明した。
ちなみに山形県史跡に指定されていて、毎年7月24日近くには清正公祭が行われるほか、鶴岡市に合併され公園が整備される計画があるという。