日々馬鹿日記2005 Ver.1.01b

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人為的脱線

27日の京急線品川駅の脱線事故は、人為的ミスみたい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070128-00000006-maip-soci
駅構内の信号機器操作は、JRだけでなくほとんどの私鉄でもコンピュータによる自動化がされている中、京急では久里浜線を除いてほとんどが手動(と京急のHPには書いてある)。一応双方の長点欠点としては、
コンピュータ(CTC、PRC、PTC)
長点:運行ダイヤをPCに入れておけば、ほぼすべての駅のポイント・信号を1ヶ所から自動で制御できるほか、要員が少なくて済む。各駅での信号機器操作は基本的に不要。臨時列車が通る場合でもPCにその情報が入っていれば問題なし。
欠点:列車ダイヤが大幅に乱れた場合は手動で操作する必要がある。また臨機応変な対応が難しい(PCに入ってあるダイヤ通りにしか動かせないため、順序を変えるにも多少面倒だったりする)。導入コストが高い。
駅操作型
長点:臨機応変に対応できる(突発的な順序変更など。今回の事故では1時間半後に各停だけで再開させたがこれも駅操作型でなせる技)。
欠点:運行ダイヤを各駅の操作員に周知させる必要があるため、臨時列車の存在を知らずに操作等のうっかりミスが出やすい。
というわけで「駅操作型」であることが事故要因のひとつにはなるだろう。この部分がPCでの操作になっていれば防げただろう、と思ったりするが。今回の件で京急もPTC化するのだろうか。