最後の普通

いつも通りに始まり、いつも通りに終わる。そんな仕事も今日まで。実際には明日が最終日だが、全員明日で終了なので最終日はたぶん予想guyな工程になりそうな公算大。
2ヶ月前のこと。夏休みにお世話になった派遣会社に電話したら、明日からすぐに入れるとの事。去年はバイト先をいろいろ回ったがたった2ヶ月ちょっとで採用してくれるとこなんか無く、おととしお世話になったところも全く変わってた訳で、結局ネットで探したところに行った。そのときは単発のやつだけやったが、最終日にすごい事件があって、夏のバイトは毎日出来る仕事場を選択。それが実家からも近いし人も多い今の仕事場で、すばらしく待遇は良かった(賃金は別として)。今回のリーダーもその時時々会ってた人で比較的楽に仕事できた。そんな仕事場も明日で終了。
若い人もいれば60近くの人もいて、派遣という仕事を選ぶ人は三者三様。ただ全体的には20代の人が圧倒的に多く、毎週金曜には掃除もするということあって、なんとなく学校のような雰囲気があったりする。職場の社員が学校の先生なら、派遣のリーダーは学級委員で、そこに大勢の生徒が集まって作業するという感じ。職場も明るく、ひとえに「派遣」といってもいろいろあるのだなと感じた。
今と同じ面々がそろうのも明日までで、来月またここに来る人もいれば、俺のように別の場所に行く人もいる。なんとなく寂しいような感じがするが、明日はそんな感傷に浸る余裕なんてあるんだろうか。