とある三作目
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2008/01/31
- メディア: Video Game
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エンディングが、映画風
これまでのスマブラとは全然違う。いや、違いすぎ。悪い意味ではなく、違いすぎ。期待を超えた「違いすぎ」。
本来スマブラXは、表に出ることはなく、スマデラで終わっていたかもしれない。というのも、スマデラ発売後に創案者である桜井政博氏が会社から独立。その後、Wii本体の制作発表がありスマブラ新作の構想を社長が無断で発表し、偶然その場にいた桜井氏は困惑*2。しかしながら桜井氏は承諾し、三作目は無事完成。
まあ、昔から任天堂ゲームをやり続けてきたものから見れば、聞いたことのある音楽が多すぎて、対戦よりも音楽が気になる状態。なんですか、あの楽曲群は。おまけに自由に選べるなんて。フツー対戦時の音楽なんて変えられないんですけど。
おそらく、本作は最後のスマブラになるだろう。スマブラシリーズは異色な「成長」を遂げた。最初はたった八匹しかいなかった状態が、前作は全25匹、今は全35匹(公式値)。もちろん使用可能キャラをもっと増やせという意見もあるだろうけど、増やしすぎると多くて困る。今作は前作で出たキャラがいない事例が生じた。キャラを増やして新鮮みを出したい しかしそうなると総数が多すぎる。またゲーム仕様についても変更が生じた*3。「既存」を外すのは苦渋の決断だっただろう。新作を生み出す苦労がうかがえる。
スマブラX、最後にして最高の「三作目」になった。