本日の始電より、京王相模原線にてATCによる運行が開始。その様子を少々。
灯火が消えた信号機。ほとんどがこの状態。
調布では相模原線の信号機を×印に。代わりに、出発方向を示す表示器(「T」の字)が信号機の下に設置。
続いて運転台周辺の様子
通常の走行
▼のほか、緑の●も表示される。
曲線区間走行時
複数の▼が表示され、曲線区間が近づくにつれ▼が消えていく
停車駅接近時
0kmまで▼が並ぶ。オーバーランを完全に防ぐ設計となっているせいか、従来より入線速度が遅くなった印象を受ける。
種別・停車駅表示器
左上の表示器。ここに種別(1文字)と停車駅が表示される。
運用開始初日とはいうものの、比較的大きな混乱は無かった様子。気になったのは、やはり駅への進入速度がこれまでよりも遅くなってしまった所。ATCによるブレーキがかかっても完全にオーバーランを防止するよう設計しているようで、人による運転となる場合はゆっくり減速せざるを得ない様子。誤通過を回避したいのは分かるものの、停車までにかかる時間が長いと各停の所要時間が増加してしまう恐れもある。従来並みに進入速度を上げることが出来るよう調整できないものだろうか...