日々馬鹿日記2005 Ver.1.01b

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とある休みの日没後

新生活後のコトがこんな感じというのもなんだが...
とりあえず許可もらって2日会社を休んだわけだが。社会の荒波にもまれる事半年、未だに自分のポジションがよくわからない。最初は技術的ポジションで補佐的な仕事をしていたら、夏になって急に営業的ポジションに飛ばされた。パソコンができるとは言ったが、何故かそれが「なんでもやれる」という変な誤解を持たれてしまったようである。元々技術職を志望して入ったわけだが、気づいたら全く違う仕事。全く作った事もないのにカタログ作りをする事になり、作り方も分からないので自己流で作ってはみたが、いまいちの反応。そんな補佐とかをする日々が半年近く経とうとするが、何をしたいのか分からなくなってきている。
就職氷河期の下で就職できたのはこの会社しかなかった。凄い技術を持っている事に興味をひかれたのは良かった。しかし、その長がどうも怪しい。ベンチャー企業であるが、何故か無駄に態度が大きいというか、社員と相談せず思いつきで決定してるというか、自分がイメージしていたベンチャー企業の風景とは違っている。いくら自治体から表彰される程の技術力を持っていても、それを広める人の人間性が良くなければ、売れ行きも組織も良くならない。ここ最近、売上不振を改善すべく「組織建て直し」を打ち出して実行しているようだが、効果が出るのかは未知数。空回りして転落するのではないかと心配している。
本来なら秋から正社員になっているはずだったが、見習い期間を3カ月延長する事になった。毎日数時間残業しながら今与えられている仕事と向き合っているが、意味のない残業かもしれない。やりたい事とか、スキルを磨きたいという願望はあっても、今の状況では叶えられそうにない。今の会社が楽しいならまだしも、長の様々な行動で不信感を持ってしまった今は、残念ながらそうではない。会社に入った時にあった野望的なものはいつしか消えてしまった。数週間前に席替えを行い、向かいの席には技術チームの面々が。自分もこの人達の下で術を学んでいくものだと予想していたが、そうではなかったようだ。周りが他の会社から来た人ばかりの中で、自分だけ新卒で技も知識も中途半端。これを磨いていきたいという思いがあったけど、そもそもそういう考え自体が間違いなのだろうか。
悲しい事かもしれないが、今の会社にいたいという気持ちはさらさらない。要らないならそれで構わないし、居させてほしいとは思ってもいない(少なくとも現在は)。秋になり、そんな事を思いながら布団に入る日々が続いている。

1年後の今頃は、今よりいい(少なくとも自分の中では)環境で仕事できていたらいい、そう思う。