日々馬鹿日記2005 Ver.1.01b

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南東北の無線

先月は連休中ちょっと出かけたが、写真はほとんど撮らなかった。
最近無線の話しかしていないので、独断による無線の話を。

事の始まりは約8年前。首都圏ではJRの在来線でデジタル無線の導入が始まった頃。どんなものだろう、無線機はいくら位するのだろうと秋葉原駅横の商店街を歩いてたら、それほど高くない携帯型の無線機が売ってあった。
店員さんが聞いてきたので鉄道無線聞きたいと言ったらこの機種を進められたので即購入。
e3uematsu.hatenadiary.jp
これが全ての始まりだった。

関東ではJR線はほとんどデジタル化する中、地方はまだ移管途中。しかしそれも数年のうちに関東と同じようになってしまう。
しかしながら、自分が住んでいたところ、自宅で聞けるところは特殊仕様である事に気づく

日中は最低上下2往復以上の本数が全線にわたって設定されている、東北の中で一番運行本数の多い路線。それもあってか無線はアナログCタイプではなくアナログAタイプ。

無線ゾーンは3分割され、①あおば通陸前高砂、②中野栄東塩釜、③陸前浜田石巻 で運用。

バス代行運転中、石巻側は205系ではなくキハ110系で運転していたが、地上の無線設備は復旧させ、車両に対応した過半型無線機を持たせて対応していた。無線機取り替え工事まではしなかった。

ちなみに仙石東北ラインの列車は東北本線との連絡線上で一旦停車するが、その際に無線切替をしている。

自分が高校通学時に使用していた路線。一番特殊な仕様かもしれない。山形新幹線の新庄延伸に伴い、山形以南と同様の無線に変更。

東北新幹線と同程度の機能を持たせつつ、既存の在来線無線と組み合わせた無線。いわゆるアナログ列車無線ではあるものの、列車~指令の呼出方法がほかのアナログ列車無線と異なっている。

列車側では無線・ATSの設定機があり、列車番号を設定しておく。指令ではその列車番号をダイヤルすることで、通話したい列車をピンポイントで呼び出すことができる。

呼び出された列車は受話器から着信音が鳴り、受話器を取ると電話のように通話できる。一方呼んでない列車には何も聞こえないので、間違って受信してしまう恐れもない。(従来の方式は機械的ではなく音声で呼び出すため、聞き間違えて取ってしまう可能性もあった)

また、指令を呼び出す際も、受話器を取すと指令を呼び出している列車の列車番号が指令に伝わり、どの列車が呼んでいるか機械的に分かる。どの列車か聞き返す必要がない。



無線ゾーンは2分割で、北山形~袖崎、大石田~新庄となっている。山形駅停車中はA無線は使わずに構内無線(アナログCでもない)でやりとりしている。
山形以南はA6chだけで運用していたようで、山形以北に延伸する際、延伸区間だけA6とA7の両方を使用するようになった。といってもどっちを使用するのか車両側で設定することはないらしい。実際に列車を呼ぶ際、A6・A7chの両方で列車を呼ぶ信号を出していて、反応があるchは通話になり、もう片方は終話(空線信号)となる。このあたりはどういう仕組みにしているのか謎である。


電車に乗るときは運転台の後ろにいる事が多いが、運転士が無線機で通話する様子は時々目にしている。しかし自分が住んでいたところの無線が相当特殊だという事は無線を聞くようになってから気づいてしまった。よくアナログ無線でここまでできるもんだなぁと妙に感心してしまった。