日々馬鹿日記2005 Ver.1.01b

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別れる路

新居生活で失ったものもある。妻との生活である。

数ヶ月おきに自分の中での妻に対する考え方が目まぐるしく変わった。

 

 

1月:新居の話が持ち上がる。家を建てようとする母と、家づくりに乗らない妻と、その間にいる自分。妻が乗らないのは、単に家を建てたくないのと、経済的に問題ないのか不安らしい。

2月:アパートを引き払って実家へ。いずれは実家に暮らすと言っていたのだが、実家から職場まで遠いと言い出す。ある夜、突然の夜泣きを起こす。そして妻の母が救急搬送。大事には至らなかったが、以降妻は妻の実家へ戻った。

3月末:妻抜きで家作りを進める事に決定

4月:妻は妻で一緒に暮らすことを考えていた。

6月:母より妻の生活態度、言動や行動から、妻との離婚を勧告。下旬、妻と別居の相談をした所、突如妻の母とその知り合いが登場し、脅迫めいた言動を受ける。

7月:実家宛の全郵便物が配送停止になる。配送停止は妻が行ったものと判明。ここで妻に対する愛情は消滅

8月:実家へ事前連絡なく妻、妻の母とその知り合いが押しかけ。当然解決することはない。これを機に弁護士を立てることにした。これらの行為をしながら、妻は別れるつもりがないという意志表明

 

最初は妻に対して悪いという気持ちはあった。しかし、7月の郵便物と8月の実家押しかけで、自分以外の家族にまで迷惑をかける行為をした事で、妻への愛情・謝罪の念は消えた。

 

結婚した頃から妻はおかしくなったらしい。夫である自分に対し、思っている事、言いたいことはほとんど言わなかった。一方で、毎月のペースで具合を悪くしている事(酷い生理痛のようである)についても何も言ってくれなかった。本人は子供を産むつもりであるが、定期的に具合を悪くしている人に安心して子供を産ませられるか、こちらが不安である。また産んだ後の事もどう考えているのか、そういう事が見えないので、子供を生むという選択肢は選ばなかった。

 

郵便物を止めたり、親やその知り合いが脅迫するような事をしていながら、別れるつもりがないという意志を表した。何をしたいのか、どういう事なのか、妻が考えている事が分からない。ただ、少なくとも言える事は、自分の思い通りにならないと態度は急変するという事である。賃貸や公営住宅に住みたいと言い出し、自分がいやと言うと突然怒り出す。自分が育ってきた環境と同じようにしたいらしい。もう、何をしたいのかが分からない。死ぬまでずっと賃貸で暮らそうと考えているのか。夫なのに分からない、妻の考え方。

普通の夫婦なら言いたいことは何でも言うのだろう。家を建てたいとも言うのだろう。結婚式を挙げたいとも言うのだろう。しかし妻はそういうのはなかった。結婚式もほとんどが自分で決めたようなもの。同棲する前に結納を済ませてしまったのが良くなかったのかもしれない。相手が年上とはいえ、もうちょっと同棲して性格を見ておくべきだった。