日々馬鹿日記2005 Ver.1.01b

2014/9/20に はてなダイヤリー から移行しました。1.01a→http://d.hatena.ne.jp/e3uematsu/

30代の終わり

日付が変わって40代になった。頭の中は30代になったときとあまり変わらないのに、歳だけ無駄にとったような気がする。
良いことも悪いことも両方あるが、残念だったのは、正社員で40代を迎えることができなかったことである。去年の今頃に宮城に帰ってきたが契約社員のままである。30代になる半年前に正社員になり、正社員で30代を迎えることができただけに、無念でしかない。不甲斐ない。
本来ならば、歳をとるとともにできること、任されることが大きくなっていくはずである。そういうふうに40代を迎えるつもりだった。しかし、3年前の転職で東京に来て正社員になれたものの、去年の秋にまた宮城に戻ってきてこの状態である。自分の犯した行為でこのような状態になっている。どうしたらよかったのだろうか、何ができただろうか。国家資格を1つ得たものの、今の仕事と結びつかない。
東京でできた友人たちと直接会うことができない日々が続いている。明後日の土曜、1年半ぶりにその友人たちと会うし、世界で活躍するアーティストの方とも共演する。本来なら楽しいイベントになるのだけど、心の底から楽しめるのか不安である。そもそも、このような状況下で東京に行くことにたいして後ろ指をさされていて、渋々東京行きを許されているようなものである。友人と一緒にイベントを立ち上げておきながら、発起人が行けなくなっていることに罪悪感を覚えつつ、一方でずっと行けないままというのも申し訳ない。そんな複雑な感情を抱きながら40代を迎えた。

なんというか、30代の色々を振り返る余裕が今の自分にはない。いろいろが落ち着いたら余裕ができるのかもしれない。3年前の仕事のような、あるいは5年前の仕事のような、重要な任務を与えられ、かつ自分が持っているポテンシャルを最大限発揮できる仕事がまたできるよう、祈りに行かないととも思っている。まさに大厄の前後の年にいると実感させられている。

来年は大厄の本厄である。東京など遠出することはできない状況になっているだろう。今よりも状況が良い方向になっていることを強く願っている。

はじめてのCBT

数週間前に国家試験を受けたが、初めてCBT方式で受けた。
CBT、パソコンで受験する方式である。といっても指定の会場で、かつ指定の機器(PC)でなければ受験ができない。
回答方式がマークシート方式で、複数の選択肢から正解を選ぶ方式ではCBTに置き換えられるようである。一方で記述式のものについては内容によっては従来の筆記方式でないと対応できないようである。

実際に受けてみてどうだったか(今回受験した場合)
・受験票がない
試験会場の入場に必要な受験票は発行されない。代わりに、自分の身分証明書を提示し、受付で受験票に相当する専用用紙を受け取る。初めてこの方法で受ける人にとっては、試験日までに受験票が来ないことに不安を感じるかもしれない。
・試験日時・会場を指定できる
試験日が指定されているこれまでの方式と大きく異なり、自身の予定に合わせて受験できるほか、数日前までであれば受験日の変更まで可能である。また会場も選択できるので、遠方の受験地まで足を運ぶ必要も軽減される。かなり自由度が効くのもこれまでにない受験方法である。
会場に関しては、主催者側にもメリットがあり、大会場を確保する必要がない、大量の問題用紙や解答用紙を手配する必要がない、大人数の試験監督者を手配する必要がなくなる。
・試験結果がその場でわかる
これは人によって賛否が分かれるかもしれない。複数の科目を受ける場合、1科目を受験したらすぐに結果が分かってしまうので、もし不合格だった場合2科目目を受験する気力をなくしてしまうかもしれない。試験を受けるメンタルを維持できるかが重要になりそうである。
・試験問題が非公開になる(他人へ教えることもNG)
受験後に試験問題を見直す人も多いだろうが、それができないのが欠点である。おそらく試験問題が統一されているのかもしれない。再度受験するにあたって事前対策をとるのが難しくならないか懸念をしている。

今回受けた試験は筆記もあるので、最終的な合否結果は筆記試験の後に発表となる。そのため、今の段階では合格~免状申請までの期間はあまり短縮されていない。一方で、試験の合格基準が変更になる場合、先行してCBTで受験した人の扱いがどうなるかも不明である。そこは改善の余地がありそうである。

2023年をふりかえる

今年も色々あったけど、一番は宮城に戻ってきたこと。あれから自戒の意味を込めて東京には行っていないし、遠出するのも控えている。遊びに行くのも控えたまま東京から戻ってきた。

春には飼っていた犬が虹の橋を渡ってしまった。急に具合悪くなってそのまま行ってしまった。その3か月後に新しい犬が来たのには驚いたけど。

来年は大厄を含めた厄年が始まる。今年何回かお祓いを受けているけど、なかなか良い方向に戻ってきていないので厄払いしてもらわないと。

中古デスクPCを小改造

前回の記事で書いた中古PC、正面を見るとSDカードのスロットらしきものがある。

ここって使えないのだろうか。探したところ、こんな記事にたどり着いた。
ameblo.jp
PC本体の型番は違うものの、外観・内部・マザーボードは大体同じ。この通りにやったら使えるのでは?
Amazonでカードリーダーを探してみたら、あった。

注文して、取りつけてみる。

届いたシロモノ

これを本体に取り付けるが、意外とすんなり出来た。

まずは正面カバーのスロットを開ける。

裏からレバーをちょっと動かしただけで簡単に取れた。

本体のスロット。これもドライバーでちょっとこじ開けるだけで済んだ。

正面からカードリーダーを入れる。ネジで固定する必要があるが、PC組み立て用のねじで固定できた。

マザボにケーブルを接続し、PC起動。
コンピュータ・デバイスマネージャーを見たらカードリーダーらしきドライブが見当たらなかったので焦ったが、
カードを指したら出てきた。

約5千円したのはちょっと...だったが、見栄え的には良いかなと。

中古デスクPCに頼る

急遽中古のデスクPCを買うことにした。少し前の日記にある通りの金欠状況で、デスクトップPCはパーツ含めて売り払い、12年前に購入したノートPCしか手元にない。幸いにして、内蔵の2.5インチHDDを簡単に取り外しできるのでSSDに変えているものの、CPUは12年前のCore-i3なので当然ながらCPUがボトルネック状態。そんな中、SQLを勉強する必要があって今持っているPCではSQLをインストールできる環境にない(PCスペック的にも無理)。そういうことがあって、中古のデスクトップPCを買うことにした。
↓外観や仕様が大体近いもの


CPUは7世代のCore-i5と、Win11には対応できないPC。それでもノートPCに比べればまだよいほう。それに、本体だけであるがWin10ProのOS込みで2万円以内で買えてしまった。

さてここからである。今のスペックはこんなところ
・CPU Core-i5 7500 (3.4GHz)
・統合グラフィック(DisplayPort×2、D-sub×1)
・メモリ 8GB
SSD 240GB
・HDD 500GB
学習用としてSQLのサーバーを入れるにしては物足りないので、ストレージ類含めて交換しようと考えた。ところが問題が。
OSのライセンスキーがないのである。DSP版やパッケージ版でついているあの英数字たち。それがない状態である。PC本体に貼ってないか見まわしたが、それもない。もし故障して再インストールする必要が出てきたらどうすればいいのか... あれこれ調べている中で、こんな文字が目についた。

Windows は、Microsoft アカウントにリンクされたデジタル ライセンスによってライセンス認証されています」

デジタルライセンス...とは... 調べてみたところ
https://support.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-%E3%81%AE%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B9%E8%AA%8D%E8%A8%BC%E3%82%92%E8%A1%8C%E3%81%86-c39005d4-95ee-b91e-b399-2820fda32227
どうやらMicrosoftアカウントに紐づいていれば、ハードウェアとの紐づけを見ることでシリアルキーがいらないらしい。
確か、このPCを買って最初のうちに自身のMicrosoftアカウントと紐づけを行っているので、その際に必要な準備は済んでいるようである。
マザボなど大きくハード構成を変えなければいけるということなのだろうか。

ということで筐体を開けてみる。


挿入されているメモリモジュールは1枚だったりと、まさに法人用PCらしい構成である。そうは言いながら、m.2のスロットやm.2用SSDの固定用ねじ穴があったりと、意外にも拡張性がある。またHDDやSSDも取り外し・取り付けやすい構造。
そんな構造に助けられながら、まずは内蔵されていたHDDと2.5インチSSDを取り外し、m.2SSDを取り付ける。
まずはWIndowsをセットアップする上での最低限度のパーツだけ付けて、セットアップへ挑む。

USBのWIndows10インストールメディア(Microsoftのサイトからダウンロード)でセットアップ。普通にm.2のSSDは認識した。ファイルコピーが済んで再起動したあと、

画面に何も表示されなくなった。何がおこったのか... 他のモニターを接続して本体を再起動したら画面は表示されたが

解像度が合っていない... 使用しているモニターとはDisplayport→HDMI変換アダプターを介して表示させているが、それが邪魔をしているようである。繋ぎ変えたり繋ぐ順番を変えたりして、ようやくましになったところでセットアップを再開。
ディスプレイの無反応と何度も格闘しつつ、デスクトップまでこぎつけた。とりあえず設定画面を見てみると

無事に認識されていた。本当にライセンスキーなしで設定できてしまった。

一方の映像は、セットアップの段階で適切なグラフィックドライバーがインストールされなかったことで表示されない現象が出ていた。これはWIndowsUpdateを何回か繰り返すことでドライバーがインストールされ、症状は改善した。グラフィックドライバーが足を引っ張るとは予想していなかったので、変換アダプターを介さずに直接表示できるモニターがあったほうがよかったのかもしれない。
※本当はD-sub対応モニターはあったが、肝心のD-subケーブルが見当たらなかったので強行策でなんとかなった。