定+14

始発に乗って水戸線大回り乗車をした帰り、ある事象に遭遇した。それは、

運転士が防護無線を発報するところ
これは、発報から新宿到着までの一部始終を観察したものである。
9:04
小山に到着し、水戸線から逗子行き快速へ。乗り換え時間が短かったので急いで乗り込む。しかも快速なのに短い10両で、少し混んでいる。今日は運転士が二人乗務している。その数十秒後...
9:05
運転士が発報スイッチを操作し、一方は運行指令と、もう一方は車掌と連絡を取り始めた。一体何が起こったのか。見た感じでは特に変わった様子はない。
9:06
気づいたら発車時刻になっていたが、一人は指令と連絡をする一方、もう一方は異常があるらしい場所を注視したり、ホーム側を見たりしている。ここで車内放送が流れ、「小山駅9番線に人が立ち入ったため、異常がないか確認作業を行っている」ことが判明。
9:15
線路に人がいる様子はない。もう一人の乗務員が時折メモを取る中、徐行運転で再開する旨の放送が流れ、9分遅れで運転を再開。小山駅構内を15kmでノロノロ走り始めるが、特に変わった様子はない。
9:19頃
駅構内を抜け、徐行運転を解除し所定の速度になる。もう一人の乗務員が鞄から「業務用」のタグの付いた携帯を取りだし連絡を取る。
9:30
古河着。本来なら上野行き570Mを抜くはずだったが、その姿はない。
9:44
白岡通過。上野行き570Mを抜く。570Mはほぼ定時のようだが、これは本来なら快速ではなく東武線からの特急の通過待ち。そのスペーシアの姿が栗橋でも見当たらず。先行させたのか？
9:57
大宮到着。同時に3番線から上野行き2532Mが発車し、続いて発車。混雑が少し激しくなった。
10:19
池袋着。しかし同時に入線した新木場行きが先に発車し、13分遅れに
10:28
14分遅れて新宿に到着し下車。スペーシアは既に到着していた。逗子行きが発車したと思いきや、続けて平塚行き快速が入線。
※ちなみにこの後の逗子行き1160Yも7分遅れて新宿に到着。

とまあ、無事に新宿までたどり着いたわけだが、観察してみての感想として
安全優先度高め
目視で異常がないからといってさっさと動いてはいけないらしい。防護無線を出したからかもしれないが。ちなみに防護スイッチを押すとボタンが赤く光っていた。
動いての14分遅れより10分間の停止が長い
まあこれは心理的な影響なのだろうけど、10分の停止は体感的にはそれ以上かかる。
接続･待避変更はほぼ確実
大宮に向かう中で先行列車の接続駅がかわったが、この情報は先行列車でも伝えてある模様。ただATOS導入路線であっても延発等は一度もなかった(先行列車での抑止はあったと思うが)。近郊路線の中でも本数が少ないエリアではあまり延発を使わず接続変更などで回復させるらしい。
湘南新宿は15両で
やはり10両は厳しい。ただでさえ人が集まりやすい快速なのにもかかわらず。さっさと全列車15両化したほうがいい*1が、いつになるにやら。

*1:小金井始発は15両のままでいい