グリーン車利用の
7月4日付けの交通新聞に、首都圏のグリーン車利用状況ついて載ってた。
大変革が起きたのは2004年10月。湘南新宿ライン・宇都宮線・高崎線の導入のほかに、4段階だった料金体系(¥750,¥950,¥1620,¥1900)を2段階にまとめ、休日は平日より200円値引きさせる大技をとった。その後、こんな結果になった
1日平均利用者 | 売上高 | 備考 | |
2003年度 | 約4万人 | 約100億円 | |
2004年度 | 約4.7万人 (+17.5%) |
約130億円 (+30%) |
10月 湘南新宿ライン倍増 料金体系変更 |
2005年度 | 約7万人 (+53.8%) |
約200億円 (53.8%) |
2003年度に比べると利用客はほぼ倍になった。当初は全列車にグリーン車を入れるつもりでなかった宇都宮線・高崎線も今週末から全列車に入れるようになったり、常磐線の中距離電車にもグリーン車を入れることになった理由も分かる気がする。
ここまで利用客が増えた理由は、やはり座って通勤する"通勤着席"のニーズのほか、休日の行楽に利用する人もいるのが理由のよう。確かに、新宿で湘南新宿ラインのグリーン車を見ると、日中は平日より休日のほうがよく乗ってるのをよく見かける。気軽に使えるようになったことの現れだろう。ちなみに恵比寿駅ではグリーン車のPRに力を入れていて、エスカレーターやトイレにも自作の広告(車内の写真を載せる等)が見られる。
その中にE501系の去就が乗っていた。それによると、上野〜土浦のグリーン車連結率は100%になり、415系、E501系は土浦以北の運用に飛ばされるとのこと。またグリーン車連結は2007年初めからお試し期間として始まり、同年春に本格運用になるという。