前回は浪江で折り返した、被災した常磐線巡り。今回は浪江からいわきまでを探訪。
- 双葉・大野・夜ノ森駅
立ち入り禁止区域のため撮影できず。
しかし、並行する国道から見ると工事車両が線路上に止っているのが見えた。復旧工事中は進んでいる模様。
- 富岡駅
震災後初めての富岡駅であるが、津波を直撃したということあってか姿はなく、周辺は工事中だった。
これまで車で浜通りを縦断することはあったが、国道6号での縦断は初めて(夜ノ森駅近くから常磐富岡インターに入っていった)。
楢葉町。ここから復旧済み区間。いわきから来る電車はここが北端。電車本数はそれなりにあるが、代行バスは1日2本。
ホームは1箇所だけ使用していた。
海は近いが高台に駅がある。
いわきからの電車の半分近くがここで折り返し。駅を撮っていたらE531系がやってきた。
長らく走っていた415系も営業運転から外れ、E531系が広野まで足を運ぶようになるとは。ちなみに全て5両編成。
いわき市内最北の駅。無人駅だが、周辺住民による手入れが行き届いていた。
ここも漁港が近い割には、津波の痕跡は見当たらず。
同じく漁港が近い駅。
国道はすぐ海沿いを走る。久ノ浜と四倉の境ではいまも護岸の復旧工事が行われていた。
すこし内陸に入った駅。駅構内に留置線を設けている駅。営業運転を終えた415系が奥に止っていた。
今回の終着点、いわき駅。だいぶ昔に仙台から高速バスで来て、ここから電車で帰った記憶がある。
今回初めて原発から南側の様子を見に行ったが、津波で駅が消えたのは富岡駅だけで、それ以外は見る限りでは津波の被害は受けなかった模様。また、当初避難指示が出されていた楢葉・広野町には人の姿が見られ、こちらも少しずつ復興が進んでいるように見えた。