そうだったのか京王

確か今年の頭に、京王線・井の頭線の全線にATCを導入するというニュースが来た。そのときはただATCを入れるという情報で、マニアックな情報はなかったのだが、京王のHPにマニアックな情報があった。
http://www.keio.co.jp/press/news/0606spc/spc01.html

レールに流れている信号が先行列車との間隔を車上装置に送信
車上装置が線路の曲線・ポイント（分岐器）などの制限速度情報を事前に記憶している

これは、ディジタルATC（夏に山手線に導入されたD-ATCとほぼ同じ）のようね。都営新宿線と合わせたのだろうか？ まあ都営線側も余計な金がいらなくなるし、京王でもすでにATCを入れてる車両なら車上装置をちょっと修正するだけで対応できる。

そんな情報が6月に出てたのね。

しかも調布駅の立体化に増線の構想があるし。
今年から本格化した立体化工事で調布駅は地下二層構造になるが、そのほかに調布〜つつじヶ丘の近くまで新しく線路を造り、調布〜つつじヶ丘を複々線にする計画をしてるみたい。ただ今やってるのはただの地下化で、増線のほうはまだアクションには入ってない。
まあ調布では特急とかの通過待ちをすることができず、その分つつじヶ丘で各停が特急と急行の二重退避をやってる。完成すればその分各停も多少速くできるが、ATC導入に資金を回す必要があるから、やるとしたら東急でやってる特特制度を使うかも。