帰ってきた乗り放題 1/3
JR東日本が久しぶりに乗り放題の切符を発売した。
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新幹線も特急も自由席なら乗り放題で、指定席なら4回まで利用できる。
それを見て、大昔にやった乗り放題の切符で大移動する企画を、またやってみようと考えた。
(当時の記録あり)
e3uematsu.hatenadiary.jp
ルールは、
この切符を使ってフリーエリアの都県で電車を乗り降りor乗り換えること
重要👉通過しただけ、停車しただけはNG
降り立つ事が重要
エリアの外に行く事は可。エリアの外に出てまたエリアに戻ってくる事も可。
ここ10年近く、このような新幹線も含んだ乗り放題の切符は発売していなかった(あったのは特急料金が別になるもの)。今回このような切符が発売されるので、久しぶりに乗り回すことにした。
朝4時すぎ、平日ということもあって改札口が開いたばかりの駅は非常に閑散。
今回の乗り回しはここからスタートする。
ほとんどの人が中央線で新宿、東京方面へ行く中、一人八高線に乗る。
車両は4両と、首都圏の電車では少ないほう。まだ外は暗い中、始発列車に乗り移動開始。
ここで初めての乗り換え。わずか乗換時間はたったの3分しかないが、向かいのホームに止まっていたので余裕で乗り換え。
- 高麗川→高崎
車両数は4両から2両に減り、電車ではなく首都圏では珍しい気動車(ディーゼルカー)。
埼玉の北西部を走っている。早朝からローカル線に乗ってどこかへ行くのは久しぶりである。多分コロナになって以来かもしれない。
埼玉から群馬に入り、高校生たちが大量に乗ってきた。気づいたら通勤通学の時間帯に入っていた。
- 高崎→新潟
東京から出る新潟行きの1本目。自由席は混んでいたが、座ることはできた。
ちなみに東京から新幹線に乗ってもよかったのだが、そうすると群馬を立ち寄ったことにならないので、あえて八高線を使い高崎から新幹線に乗ることにした。偶然にも、東京から乗る新幹線と同じ列車に乗継ぎができることが判明。
山を越えて新潟へ。
在来線が高架になってからは初めて降り立つ。前回来たときはまだ在来線はどの路線も地上だった。
新潟からは特急に乗り換えてさらに北上。たいてい東北を北上するとなると東北新幹線だが、今回は日本海側の在来線で北へ。かなり昔に寝台特急で通ったが、日中通るのは今回が初めて。
- 新潟→秋田
初めての特急いなほ。自由席、指定席とも半分以上埋まっていた。
実は指定席を使ったが、今後新幹線などを使用すると想定して、あえて料金を払って購入することにした。
途中から海岸沿いを北上。天気はいまいちだった。今日は穏やかなほうで、冬になると強風でよく止まるそうだ。
今となっては特急車両の中では古い方で、充電用コンセントがない。ちょっと前は充電用コンセントがあること自体が珍しかった。
また、しきりに車内販売がない放送も流れていた。約4時間乗りっぱなしで車内販売が全く無いのはやはり不便。そろそろ復活してもよいのではと思ったり。
秋田駅に降りるのは多分初めて。
- 秋田→新青森
青森行きの特急つがるに乗り換え。さっきのいなほと同様、この先も車内販売はないとの事なので今のうちに食料を調達。
こちらも秋田の地点で自由席は半分埋まっていた。
この特急、先月の大雨で一部区間運転中止していた。運転再開したのはつい先週。運転再開していなかったら秋田新幹線に乗り盛岡周りで向かっていたところだった。
半分席が埋まっている中、弘前から少し混んできて自由席はほぼ埋まった。新青森から新幹線に乗り換えるのだろうか。
ここで東京に戻るが、東京行きは混雑。指定席を取っていなかったので取得するが、取れた列車は1時間近く後。時間があるので、盛岡まで前の列車に立ち席で向かい岩手を制覇しておく。
- 新青森→盛岡
東北新幹線の盛岡から北の区間は全車指定席の車両しかない。そのため、盛岡から北の区間だけ使う場合に限って、空いてる席に座れる特例がある。ところが、新青森だけでなく八戸からも乗ってきて満席に。全国旅行支援の効果だろうか。
時間があるので新幹線の連結を遠くから眺める。
- 盛岡→東京→八王子
盛岡から先もほぼ満席で、仙台で降りた分仙台から乗ってきて満席。久々に混んでいる新幹線を見た。
夜8時、東京に到着。この時間だと遠方の最終列車が近づくが、みどりの窓口には行列が出来ていた。これからお出かけしたりする人たちだろうか。
終電までだいぶ時間があるが初日終了。北東北だけ踏破というところであるが、一番乗りたかった いなほ と つがる に乗れたので満足。