仙台新車

ついにE721系の本格投入が決定。
今日付の河北新報によると、旧型車置き換えとしてE721系0番台を39編成78両投入。来春から1年かけて投入し、717系などを置き換える模様(455系も対象らしい)。
肝心な室内はちゃんとセミクロスシートで（701系の二の次にならなくて良かった）、荷物置き場を座席スペースにあてる。もちろん低床タイプ。

39編成（78両）というと相当な数で、500番台を含めると43編成86両（SAT721も含めれば46編成92両）。仙台にいる701系は82両、719系は84両で、それぐらいの数にまで増える。そうなると気になるのが701系との協調機能。柔軟な運用を考慮して付けたのだろうけど、大量に投入されるのだから0番台では排除されるのでは？

現在使われてる2扉車を置き換えるらしいが、今仙台にいる455系は34編成、717系は10編成、417系は5編成。合わせると48編成になるが、車両数で比べれば足りない。仙台支社管内をすべて3ドア車にする計画らしいが、この場合は編成数でも足りないが。仙台圏内の車両を3ドア統一化するには十分。特に455系は磐越西線にかなりの数が回されてるのでそれをE721系するのも考えられるし、房総に転属された211系のように719系を持ってくることもあり得る。この辺は投入結果次第だろう(3両版E721系も出るか？)。

運用区間は東北本線のほか常磐線にも入る模様。最近では夜中に北山形まで試運転しに来た(山形で行かなかったのはホームが埋まってたから？)ようで、足回りの結果次第(連続勾配に耐えられるか等。パンタは対応済み)では仙山線にも充当されるかも。

というわけで417・455・717系引退へのカウントダウンが始まった。