入れるようになった道と駅
常磐線が全線復旧してもうすぐ1ヶ月。新型コロナウィルスでひたちには乗れていないが、駅の様子だけ見に行った。
・富岡駅
代行バスの姿はない。全線開通を期に無人駅となった。
・夜ノ森駅
駅前に入るルートは限定されていて、指定以外の道路はゲートが設置されていた。
駅周辺は帰還困難区域で避難指示は解除されていない。道路だけ通れるようにしている。駐車場のすぐそばにも看板が
桜を見に歩いている人がちらほら。
・大野駅
大野駅も同じく進入ルートは限定。
こちらも駅から出たらすぐ帰還困難区域。自由に歩けるのは駅周辺だけ。
復旧を期に棒線駅(行き違いができない駅)となった。線路があったところはアスファルトで舗装している。
・双葉駅
双葉駅周辺は比較的自由に行き来できる。ただ、浪江駅周辺と違い「立入規制緩和区域」に指定されていて一部の制限は残っている。
こちらも棒線駅に。
・浪江駅
避難指示が解除されていなかった数年前に比べると、いまだに震災当時のままの建物もあれば、最近建った建物もあり、ちょうど復興の最中という感じである。国道沿いにも新しいスーパーが出来ていた。
気づかなかったのが、国道6号線の二輪車通行可能化。
www.minpo.jp
www.meti.go.jp
先月4日に国道6号通過の規制要件が緩和されていた。いつもなら「○km先二輪車通行禁止」という表示が定期的にあったのが消えていたのだが、理由はこれだった。
これによって原付以上の二輪車が事由に通過可能に。自転車と歩行者は引き続き立入禁止。
また、今回の国道6号のように二輪車の通行ができるようになった道路もあれば、引き続き二輪車はNGの道路もある。
震災から9年。原発事故で復興が遅れている地域の復興は多方面で進んでいる。